こんにちは。
今回は、一度食べたら焼き芋の概念が変わってしまうくらいほどのネットリ焼き芋を提供する、つくば石焼芋(いしやきいも)の紹介です。
おそらく今まで紹介したお店に比べると、知名度はそれほど高くないのではないかと思います。
お世辞にも綺麗な外観ではなく、どちらかというと入店しづらい佇まいのお店ですが、そこで提供される焼き芋は超一品のお味です。
そんな知る人ぞ知る焼き芋の名店、つくば石焼芋(いしやきいも)をご紹介します。
基本情報
住所・アクセス
・つくば市倉掛889−1
JAXA近くの東大通から一本に入ったところにあります。
店の前には4,5台くらいが停まれる駐車場がありますがお客さんでいっぱいで停められないことあります。
土浦板東線を少し北側に行ったあたりにも別の駐車場がありましたので、そちらを使うのが良いかもしれません。
※離れた駐車場からお店へ続く道路には歩道がなく、お子様を連れて歩く場合等は危険ですのでご注意をください
お店の外観と店員さん
お店の外観はこんな感じです。
プレハブ的な小屋で段ボールが無造作に積まれており、一見すると「ここで良いのかな?」と迷ってしまうような店構えです。
だけど付近に漂う焼き芋のあまーい香りが、間違いなくここが噂の店であることを示しています。
おそるおそるのれんをくぐると、ややぶっきらぼうなおじさんが対応してくれました。
訪れた時には前にお客さんが並んでいて、「ここに座っときな」と待つための椅子に誘導してくれました。
一見ぶっきらぼうだけど実は優しいというのは、田舎のおじさんあるあるですね。
店内にはおじさんが3人とおばさんが1人いらっしゃいましたが、どこまでが店員さんなのかはわかりません・・・。
もしかしたら、ご近所の人がお手伝いをしているだけなのかも、という緩い雰囲気でした。
順番が回ってきて、焼き芋を3つ頼んだのですが、なんとプラスで小さな焼き芋を2つもサービスしてくれました!
さらにおまけで梨1つ!
サービス精神が溢れすぎちゃってます。
毎回サービスしてくれるわけではないと思いますが、つい嬉しくなって、また来てみたいなと思っちゃいますよね。
焼き芋のお味は?
まず、手に持った感じが、知っている焼き芋とは別物で、異常にやわらかいです。
まっすぐに持ったら自重で折れてしまうくらいのやわらかさ。
車を移動させてから別の場所で頂いたのですが、紙袋に入っていた3つの焼き芋は、その移動の間に中でくっついてしまっていて、はがすのが大変なほどでした。
そして肝心のお味は・・・。
・・・めっちゃおいしい!!
見た目とおりにネットリととろけてお芋の甘みが最大限に引き出されています。
口に入れると溶けて行ってしまうくらいのやわらかさで、「食べる」というよりは「飲む」に近いような感覚でした。
もはや液体?と思わせるほどのやわらかさです。
実際、食べている間に手元の芋から蜜?がしたたってきました。
これはきっと相当焼き時間がかかっているのでしょう。
それくらいのやわらかさのため、食べる際には手が汚れることは必須なので、ウェットティッシュ等の事前の準備はお忘れなく。
蜜が垂れるので、汚れるとまずい服を着ている際にも注意が必要です。
なお、この焼き芋を手掛けるのは、周りの方から”仙人”と呼ばれる焼き芋の達人です。
遠方からわざわざ訪れる方もいるほどだという噂は聞いていましたが、食べてみて納得しました。
とても手の込んだ石焼き芋でした。
まとめ
今回は知る人ぞ知る焼き芋屋さん、つくば石焼芋(いしやきいも)をご紹介しました。
つくばで焼き芋と言えば、かすみがうら市に本店がある蔵出し焼き芋かいつかが有名で、これもいつかブログで紹介したいと思います。
今回紹介したつくば石焼芋は地元のおじさん達が営むローカルなお店で、公式サイトもなく、口コミで知られているだけの存在です。
それでもこれだけ人が訪れているのは、確かな味にリピーターが続出している証拠ですね。
私たちが訪れた短い滞在時間の間も、次から次にお客さんが来ていて驚きました。
概念が変わる焼き芋、ぜひ一度ご賞味あれ。
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